みなさんこんにちは。
あっという間に前回更新から2ヶ月経ってしまいました…
6月は寒暖の差が激しく身体的に厳しい!なんて思っておりましたが、
7月に入り暑さが厳しくなったせいか先月よりも体力の消耗が激しい気がします。
さて、7/8~9の日程で研修旅行に行って参りました!
今回の行き先は新潟県です。
残念ながら業務の都合上従業員140名中半分程度しか行かれませんでしたが、
とても有意義な時間を過ごして参りました。
7/8(金) まずは出発式。
会長、社長より一言いただきまして、それぞれのバスに乗車しました。
バスは3台。今回は上田バス株式会社様にお世話になりました。
今回研修先となる「東北電力 東新潟火力発電所」様での定員の都合により、バス1,2号車と3号車に分かれ午前は1,2号車が研修、3号車は「豪農の館 北方文化博物館」を見学、午後はその反対となります。
東北電力 東新潟火力発電所様では、火力発電のしくみや発電所でどれほどの電気を賄えるか等を机上で学び、実際に発電所内へ入って説明を受けながら見学をしました。
(残念ながら敷地内撮影写真は転載禁止との事で写真は載せられません)
火力発電所には7つの発電設備があり、なかでも3号系列、4号系列と呼ばれる設備では「コンバインドサイクル」という発電方式が採用されています。これはまず主燃料であるLNGを空気と混合して燃やしガスタービンを駆動し発電機を回転させ発電します。そのガスタービンの排気はまだ5~600℃程度の高温である為、その熱で蒸気を発生させ蒸気タービンを駆動し発電機を回転させ発電させるそうです。一度のLNG使用で二度発電できる為、従来の発電システムより熱効率が上がり50%近くになったそうです。
火力発電と聞くと、勝手なイメージですが燃料を次々に燃やし廃棄や排熱によってゴミやCO2が増えるのかと思っていましたが、上記の発電方式や、敷地内に緑が多いことなど自然環境の事をよくよく考えているのだなあと今更ながらに感心致しました。
豪農の館 北方文化博物館
越後の「沢海」という地域で江戸時代中期に農より身を起こし代を重ねて豪農の道を歩み、やがて巨万の富を築き、越後随一の大地主となった伊藤家という一族がありました。この一族が明治15年から8年かけて建てた豪壮な本邸が戦後農地解放により伊藤家の所有から離れ、財団法人北方文化博物館に寄附されました。この本邸は純日本式住居で、平成12年4月に国の登録有形文化財に登録されています。
敷地内に入るととにかく広い!茶の間や台所に続き、大広間もどこもかしこも広かったです。
茶の間から大広間までの廊下に一本杉の丸桁があり、これは約30mもの長さだそうです。会津辺りから阿賀野川をいかだで運んできたというから驚きです。
その他にも展示品が数多くあり、豪農と言われるだけあるなあと感じました。
昼食も敷地内の大食堂にていただきましたが、日本人だからでしょうかやっぱりどこか落ち着くような純日本式の建物で食事が出来ることに、どことなく嬉しさがありました。
その後一行はバス3台ともが合流し、「市島酒造」様へ。
この「市島」家も有名な豪農で、1790年代に初代当主の市島秀松さんが市島家から分家し酒造業を創業したそうです(法人化は昭和28年)。
かれこれ200年以上も続いているとは凄いですね。
ここでは酒造用具や収蔵品、歴代当主の奥さん達が嫁いできたときの着物などが見学でき、最後には試飲もさせていただけます!
新潟の美味しいお酒をいただき、一同ほろ酔いで宿に向かいます。
今回お世話になりましたのは新潟県は村上市にあります「夕映えの宿 汐美荘」様です。名前の通り部屋はオーシャンビュー、夕日がとても綺麗で有名なお宿だそうです。
当日は曇りで天気がイマイチだったのですが、宴会中夕日が沈む時間になるとちょうど出てきました!
美味しい料理と綺麗な夕日を見ることができ、また従業員同士普段あまり話すことがなかなか無い人と同じ時間を共有することができました。
ひとまず一日目は無事終了となりました。
二日目はまた後日…